Lodge Lucky Field     

十勝の自然を楽しむための宿 ロッジラッキーフィールド

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北海道のフキは巨大で美味い 6月〜

採取の時期は...。

北海道のフキは、アキタブキという種類。同じアキタブキでも生える場所によってその大きさが違う。足寄町の有名なラワンブキはラワン川沿いに生える2メートル近くまで成長する巨大なフキ。特殊な条件がこれほどまでに大きく育てるのだ。フキにまつわる話といえば、アイヌ民族の中に出ててくるコロポックルの話がある。コロポックルはフキの下に住む妖精で、食料の無い時期にアイヌ民族にたくさんの食料を与えたなど、コロポックルの話はあちこちのアイヌ集落にあるようだ。


採取の時期は...。

フキの採取の時期は5月〜8月くらいまで採取できる。ただ、採取する場所の関係でいつでもどこでも美味しいフキが採れるわけではない。5月頃のフキはどこでも水々しく、どこでとってもそれほど失敗は無い。ただい採取については注意がある。


採取方法と注意は...。

フキの採取の注意は、どんな山菜も同様だけど、どこのフキでも採っていいわけではない。中には農家の敷地内だったり、敷地内でなくても断りもせずに農地を歩いてとったり、農作業の邪魔になる場所に車を止めたりなど、農家の方の迷惑にならないよう細心の注意を払いたい。また、6月ころになるとフキの茎が赤くなりそれを地元ではアカブキと呼び、アカブキは硬くてスジが多くて美味しくないと言われている。しかし実際にには、皮をむいて煮付けてしまえば全く変わりがない。という話も聞く。私はまだアカブキを試したことは無いけど食べれたらとても有効だろう。フキの採取にはナイフかカマが必要。フキの茎を根元で切り、茎の上の大きな葉っぱを切り落とす。そのときに、茎の穴をのぞいて、中に虫食いが無いかを確認する。虫が食っていても人間に害はないが、注意する。また、地元ルールで、3本1株で生えていることが多く、その場合はどれか1本は必ず残す、とか真ん中を必ず残すなど限りある資源に気を使うことも忘れてはならない。



採ったフキは...。

若干アクがあるので、採ってすぐに料理する場合は、沸騰したお湯で5分ほど煮る。その後流水で半日ほどアクを抜く。包丁で皮をむけば煮物やきんぴらなど料理に使える。


たくさん保存する場合は...。

たくさん採取して、秋も冬も食べたい場合は、塩漬けが一般的。ワラビと同じようにフキに大量の塩をまぶす。塩、フキ、塩、フキとう具合に大量の塩でサンドウィッチにしていくフキが見えないくらい塩で真っ白にしたら落としぶたをいれ重しをのせる。このまま保存となる。この状態にしておくと、塩がフキの水分とアクを吸い出してくれる。1ヶ月も置いとくと、フキのアクが抜けるので、料理に使う場合は流水で塩抜きをすれば、アクが残っていない状態になる。これが保存する場合の塩漬け。


大切なことは...。

フキは春一番に顔をのぞかせるフキノトウの葉っぱ。この巨大な葉が地下の根っこに栄養分を蓄え、秋にはフキノトウの花芽を作る。フキノトウの旬は春というイメージだけど、実際にはフキノトウの旬は秋である。秋に準備万全で眠りにつくからこそ、春一番に雪を押し上げてどの植物よりもいち早く花を咲かせることができるのである。秋、11月頃に出るフキノトウを採取してお正月まで保存する。これが北国の人々が春を待ち望み、冬を乗り越えるたえに培った知恵なのである。フキは、私たちにたくさんの恩を与えてくれる、きれいな水が流れ、汚染の無い土がフキを育てる。しっかりとよく噛みしめていただきましょう。






水辺に生えるフキは、とても良質。水々しく柔らかい。8月でも採取可能なフキもある。

採取適期のフキ。葉がまだ黄緑で茎がスッと伸びている。葉に虫食いがない。6月上旬。

茎の穴をのぞき、虫食いが無いかを確かめる。虫食いは黒い糞や食べられたスジなどが見える。

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