Lodge Lucky Field     

十勝の自然を楽しむための宿 ロッジラッキーフィールド

080-0562 北海道音更町東音更幹線45

電話/FAX:0155-43-2778

 info@lodgeluckyfield.com

 

EzoDeer Hunting and Watching Nature

エゾシカをとりまく北海道の自然


エゾシカハンティングツアーの料金はこちら


 2010年ロッジの完成に合わせて、狩猟のライセンスを取得した。冬場の運動不足解消、美味しいエゾシカ肉の確保、冬の森を歩きエゾシカ以外の野生動物と出会う楽しみ・・・などなど理由はいろいろ。

 鉄砲を背負い山を歩く。スノーシューやスキーを履いて、息をひそめて鹿を探す。樹齢300年を超えるアカエゾマツやトドマツの森は針葉樹特有のさわやかな香りが漂っている。凛とした空気は風のない日は耳なりのようにキーンとしていて、時々群れで姿を見せるヒガラやキバシリの小さな鳥たちの足音までも聞こえてくる静けさ。気温はマイナスの世界だけどゆっくりと歩くのでそれほど寒さは気にならず、少しばかり汗ばんでくる。エゾシカは陽当たりのよい場所で雪の中から笹を掘って食べている。そんな鹿が付いている場所を目指し、静かに進んでいく。


 昨年、先輩ハンターの後についての猟だった。車を止めてスノーシューを履いて2時間ほど歩いた山奥だった。例のごとく陽当たりのよい場所に3頭の鹿が笹を食べていた。彼は一番大きな雌をねらって撃った。森に銃声が響いた。玉は鹿に命中したはず。不思議な事に鹿は倒れていなかった。仕方なくさらに奥へ鹿を探して歩いた。帰り道で血痕を見つけ、その血を追うと一頭の鹿が倒れていた。朝撃った鹿だった。


 ちょうど玉は鹿の腹にあたったため、鹿はそのまま歩いて100mほど歩いたところで力つきたようだ。鹿の血の匂い嗅ぎ付けて、エゾタヌキが現れ、鹿を解体していると、エゾクロテンが20mの距離まで近づいてきた。足下には雪のしたからトガリネズミが鹿の血をむさぼっていた。周辺の樹々にはカラスが集まっている。冬の森で一頭の鹿が死ぬことは肉食の動物たちにとってはとても大きなことだった。


 鹿の肉を丁寧に削ぎ、骨と皮を山奥に残した。その場所へ5日後再び出かけた。あの鹿が森の中で動物たちにどのように利用されるのか、最後はどうなるのか、とても興味深かった。もしかしたらオオワシやクマタカが付いているのではないかと期待もした。


 5日後、驚いた事に鹿の死骸は骨と皮だけになっていた。骨についているわずかな肉を食べているのはカケス、アカゲラ、ヒガラ、ゴジュウカラなどの小さな野鳥たち、周辺にはテンやキツネ、カラスの足跡が無数にあり、ここにどれだけの動物が集まったか容易に想像がついた。それはそれは盛大な晩餐だったことだろう。


 オオカミがいなくなった今、北海道の山はエゾシカが溢れ、木を食い、畑の作物を食い、そのため林業、農業被害は多額。さらにハンターの高齢化で鹿は増えるばかりが現状。

 

 エゾシカ猟が行われている谷の野生動物は、禁猟区間と比べると種類も密度もとても多く、山を歩くだけでもたくさんの動物たちに出会う事ができる。それだけエゾシカに依存している事がよくわかる。この谷を静かに歩く事は、それだけで面白い。もちろんヒグマは12月から3月までは冬眠中なので余計な気を使う必要がない。



EzoDeer Hunting and Watching Nature

エゾシカ肉のが美味しい季節は11月〜1月 

 

 エゾシカの肉はこれまで臭い、硬いというイメージがあった。これはそもそも、10年ほど前、「1猟で雄1頭」という狩猟制限があった。年老いた雄鹿の肉は臭い、硬いはあたりまえ、それがエゾシカ肉にレッテルをはってしまった。本当に美味しいエゾシカ肉は、2、3才の鹿であり、11月から1月の脂肪を蓄えた鹿であること、そして撃った直後に血を抜き、内蔵を取り出すという処理、さらに肉を2週間ほど熟成し、料理法を間違えなければ、こんなに美味い赤みの肉は無い!と悶絶する。抗生物質や変なエサを食べさせられている家畜とは違う、北海道の森が育んだ肉。あたり前のことだからあたり前に美味い。

 

 北海道の自然、エゾシカをとりまく環境、野生動物たちの息づかいを知り、北海道のワインとエゾシカ肉があれば、冬の夜は最高の時間になる。もちろん歩いた体を温泉で癒し、薪ストーブの音を聞きながら過ごす時間はこの季節だからこそ。



Ezo Deer Hunting Snow Shoe Tour

エゾシカハンティングスノーシューツアー


 ロッジラッキーフィールドでは、スノーシューを履いて森を歩く、うまく鹿を仕留めることができれば現地で解体を行い、温泉に入ってロッジに帰り、夕食はエゾシカ肉の料理も楽しみです。もちろんまだ駆け出しの鉄砲の技術、美味く鹿を捕らえる事ができるかが問題だけど、銃をもって獲物を探して冬の森を歩く。これは想像以上に狩猟民族の本能をくすぐるもの。静かに森を歩き、森の命を頂く。私たちが伝えたい事は、美味しいエゾシカ肉だけではない、エゾシカをとりまく北の野生を体感していただきたい。ぜひこの冬エゾシカハンテングに一緒に出かけましょう!


エゾシカハンティングツアーの料金はこちら。詳しくは、ロッジラッキーフィールドのメールinfo@lodgeluckyfield.com もしくは、電話 0155−43−2778までお問い合わせ下さい。



 また、エゾシカハンテングスノーシューツアーとセットでオススメなのが、凍った糠平湖でワカサギを釣り、氷の上で天ぷらにして食べる。そして最後は天ぷらそばでしめる。温泉もセットで北海道の冬を楽しむ事ができる。




 






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見晴らしの良い気に止まりカラスの動きを見張るオジロワシ

シロハラゴジュウカラ

ミヤマカケスは不思議な声で鳴き、その社会性を見るのが面白い

ヒガラは群れで動き、一匹だけ必ず鈍いヤツがいる。