あの山の木の向こうに隠れているメスしかを鉄砲で撃ったのが今年の1月。山の授かりものを丁寧に処理して、染色して、マテリアルになり、手間暇かければ魚が釣れる毛針へと生まれ変わります。面白いものです。夏になると販売できるほど時間はなく、ガイドで使うフライを巻くのもままならないのですが、今回はハンドクラフト展用に巻きました。
ガイド用フライなので、説明が必要ですが、このフックは自作してます。出来るだけ軽く、フライを操作できるように投げやすくするために作っているので、3エックスで強引にやり取りすると伸びたり曲がったりします。
普段、誰もが釣れない魚や流心の向こうの反転流に定位ししてる、難しい場所の魚を釣るにはロングティペットは有効です。そしてラインの着水音も重要です。4番ロッドで、4エックスのロングティペットで投げれる。それを目的にした大型のフライなのです。手にとって、実際川で振って、流れに投げてみて、大事なことに気づいてもらえたらと思います。もちろん、北海道のエゾシカのことや自然の気持ちも巻き込めてあります。一つ600円で販売いたします。他にも、エゾシカのナチュラルヘアー1枚1000円、ダイド各色1枚1500円。ヒグマとカモの毛も少し販売いたします。 ハンドクラフト展は、2月15日から17日の3日間です。詳しくは、つるや釣り具さんのHPでご確認ください。