太平洋は白老の沖、陸から５キロくらい沖へ船ででました。海でサクラマスを釣るという経験は初で、子供の頃に太平洋で板マスと呼ばれるまな板のようなサクラマスが釣れるのを知って、北の大地に憧れたことを思い出しました。ここ２週間絶好調のようでした。
釣り方は、バケ釣りと言って、毛針を使います。水深１２０mほどの場所でサクラマスが釣れるのは、９０mから２０mと泳ぐ水深がいろいろで、隣の人が釣れた場所などを協力して、釣りました。 バケは鳥の羽やキラキラした、いわゆるフライを使います。重りも特徴的で、動かすと重りが水の抵抗で横に動き、それがフライを泳がせ、サクラマスが食いつくという具合です。なので、休む暇がなく、一日中動かし続けるというなかなかの重労働です。それでもモソモソやガツンと来るアタリは、やっぱり狩猟本能をくすぐります。サクラマスのおまけでマダラやスケソウダラが釣れました。
クジラやイルカ、もしかしらたアホウドリやミズナギドリなどが見えないか、期待しましたが、見れたのはゼニガタアザラシと海を超えるハクチョウとガンの群れでした。釣り方も、魚も野生動物も北ならわです。初体験で竿頭！ロッジの食料調達もでき楽しめました。ルイベ、冷燻などなどこれから料理です。征海丸さんにお世話になり、船頭さんがとても物静かでのんびりとした釣りが楽しめました。ありがとうございました。征海丸さんのHPです。http://www7b.biglobe.ne.jp/~tomakomaiseikai/
