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空へ

私をこの地域へと結びつけてくれたのも、そして生き方とは、人はなんのために生きるのか、大切にしなければならないものはなんなのか、私に身を惜しまずに教えてくれた先代は96歳でした。感謝という言葉では表しきれない、恩に、これからの私のやるべきことをしっかりと考えるべき日になりました。 そんなことを考えながら、まだ下っ端の私は子守。息子を寝かしつけるべく、川までのドライブ。橋から覗くとライズの数々。私よりも息子に引っ張られるように、ライズを仕留めていました。30分ほどの新鮮な時間。この川では大物でした。北へとハクチョウの群が飛んでいきます。季節がまた変わろうとしています。