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エゾモモンガの巣材

今日は伐採された林で薪作り作業でした。残念なことに、昨年3月に設置した巣箱も切り倒されてしまい、巣箱の中身を見てみるとおそらくエゾモモンガだと思いますが、巣材で半分埋まっていました。面白いのが2層構造で、下半分がコケ、上半分が木の皮と毛を混ぜたもの。通気性、排水性、保温性、肌触り?色々考えて作るのでしょうね。ハルニレの食べカスやドングリのからも巣穴の中にありました。暖かいそうな巣箱の中の様子でした。

今日の朝は、珍しく4時に目が覚めたので、薄明るくなるのを待ってモモンガを見い行く。5時33分の日の出。5時9分に2匹が巣穴の周りで追いかけっこ。その後穴へと飛び込み。5時20分に2匹目が飛び込み。そろそろ帰ろうと三脚を撤収し始めると、5時30分に飛んできて、巣穴の横で考えている。穴を覗き込んだり、しながら入らない。おそらく追い出されて中に入れてもらえないようで、結局この1匹は穴には入らず、もう一度木に登って隣の木へと飛んで行った。いつもは使わない穴へと入った。分散の季節。まだ親に甘えたいのか、一人では寒いのか?

 

夕暮れは、17:37分が日没で、もう暗くなっていないのかな?と思った頃、18:03に1匹が出てきて、隣のハルニレに登って食事。真冬には5匹がいたけど、分散後でした。しかも出が遅い。

 

明後日からのエゾモモンガのガイドで、しばらく周りの巣穴の様子のチェックをしています。春めいてきて、どんな行動が見られるかまた楽しみです。