この1週間で一気に季節が変わりました。まだ手袋やダウンジャケットが欲しい季節。ウエーダーもネオプレン。それが久しぶりの雨は川をドロ濁りにしてくれましたが、乾いた大地は潤ったようで、今日の高気温で一気に草花が芽吹いた様子。シーズン始めは鳥の鳴き声や野草を見つけて、名前が出てくるまでに時間がかかります。アズマイチゲ、エゾエンゴサク、キバナノアマナ。1年経っても忘れていませんね。スプリングエフェメラルと言われる春の野草は背が低くて可愛いものです。
今日はアレックスさんの最終日5日目でした。本流は相変わらず濁りがきつすぎ、魚が溜まって数釣りができた場所も何も反応しない状況。諦めてドライフライの釣りに行きましょうかと川に向かう途中。記憶の片隅にあった川を思い出しました。
湿原の中を流れる川で、上流が湧き水のために濁りません。過去にこの川をボートで下ったことがあり、下流域でアメマスが釣れるのを思い出しました。運よく川にたどり着き、水の透明度にニヤリ。思った通り、一投目で釣れました。サクラマスだったのですぐにリリース。その後アメマスも連発してくれ。最終日も楽しませてくれました。帰り際寄った小さな湧き水では、ニジマスがライズしていたので、1匹釣って終わりました。昨日は雨で苦戦しましたが、終わってみれば満足の5日間だったでしょうか?また来月6月に遊びに来てくれるので、作戦を練って別れました。私のつたない英語でしたが、頭の中が活性化しました。
タンチョウが飛んでいきました。川が終わり海が始まりました。鮭の稚魚がたくさん泳いでいました。オオジュリンがいました。ネットの角が破れてきました。使いすぎかな?冬が終わり、一気に動き出しました。