昨日のイトウ地蔵に素敵な名前をMさんがつけてくれました。
「待てば海路の日和あり」から、なかなか簡単なようで難しいのが力を抜くことですね。
今日は、1歩後退するような寒い一日でした。雪の中からようやく光を浴びれた晩生のフキノトウ。まだ開く気の無い桜の蕾。ゆっくりと雲が流れて、たまに雨が降って、夕方には大きな虹が全てをまとめてくれました。
こんなにイトウを見たことはない。という素晴らしい1日でしたが、こんなに遊んでくれないイトウたちも初めて、という歯がゆい1日でもありました。水温なのか、ワカサギの成熟なのか、イトウの体調なのか、フライを見に来るのですが、口を開けてくれたのは一回だけ。しかもしっかり食わず。あちこちでイトウは見れたのですが、どのイトウもそんなそぶり。いろいろやるより、待てば岬地蔵だった1日でした。
夕暮れは、ジャッジャッジャッとジュージュージューとオーストラリアからの珍客が囀り。静かでした。北の春ですね。