昨日、たくさん見つけましたが、スイッチがイマイチ入っておらず、かけれなかったイトウを朝まずめに合わせて行ってみました。
朝は、無風。水面はべた凪。朝からイトウはいました。昨日とは少しいる場所が違いましたが、50mほどの広さの場所に、10匹以上があちこちにいました。たまに水面を少し揺らすボイルをしていました。
見つけて狙うのですが、フライの着水で逃げるイトウ、フライをみて逃げるイトウ。少しフライを追うイトウなど、魚によって反応が違うのですが、やっぱり少しやる気のなさを感じ。それでも捕食を見せるので、観察すると、産卵を終えて死ぬ間際の水面直下にぶら下がり状態のワカサギを静かにゆっくり食っているようでした。
そう思って、フローティングラインに変えて、ワカサギフライにフロータントを塗ってイトウに向けて投げると反応が変わりました。ですが、風がないべた凪は見切られ、フライの5cm先でプイとされるばかり。動かしすぎても食わない、動かさないと見切られてしまう。無風べた凪では部が悪く、その繰り返しで結局朝の部もかけれずに終了。レイクハウスに戻って、ドラワカを一つ借りて、朝食後に今度こそ、と戻ると、浮いていたイトウが、全くいなくなっていました。太陽が上がって、沈んでしまったようで。思い通りにはいかないものですね。沈めて引っ張ってもみましたが全くなしでした。
結局、この場所で2日間 翻弄されてしまいました。なかなか難しいです。ドラワカの改良に努めます。
サイトフィッシングイトウ釣りは、
1、「あそこにいる」という方向にいるイトウが、自分の目ですぐにわかるか
2、自分の目で確認できたイトウにすぐにフライを投げれるか
3、イトウの1m先に綺麗に静かに落としたフライを、イトウの動きに合わせて動かせるか、
4、年取った猫をじゃらすような、じらしのようなリトリーブも
5、最後は口がしっかりと閉じるまで待ってのフッキング
色々と精度が求められる、サイトの釣りですが、目の前で口を大きく開けてフライを吸い込むシーンは、エキサイティングで、成功した時の1匹はとても嬉しいものです。そんなイメージを持ちつつ、成功させれなかった、歯がゆい1日でした。それでも、音しか聞こえない世界で独り占めのイトウとの対戦はとても価値あり、運の良い時間でした。釣れたらこの上なしですが、また来年に持ち越しましょう!