· 

10 min

今朝は昨日のリベンジ。

昨日は、エゾモモンガの正面を狙ったらいつもの枝が風で位置をかえていて、エゾモモンガは横姿。なので、今日は正面からの写真にチャレンジ。

 

エゾモモンガの行動のパターンは、各地、各穴、餌によっていろいろ。今年はハンノキの雄花が豊作なので、主食はもっぱらハンノキの雄花。しかも数あるハンノキのなかでもお気に入りがあるようで、毎朝、毎晩おなじハンノキに枝先にいる。

 

朝6時10分までは、うっすらと明るくなる空をみながら、いつものハンノキの枝先に3匹のエゾモモンガを確認。正面ねらいの今日は、巣穴から5mほど離れ、木を盾にして、三脚をたてて、切り株のように小さくなってじっと待った。

 

6時10分に1匹が飛んできて、狙い通りの枝に止まった。今回は予定通り、定刻通りだった。カメラの準備も大丈夫で3枚ほどの写真が取れて一息。その後2匹目、3匹目も飛んで巣穴に戻ってきて、6時20分に最後の食事を終えて巣穴に戻ってしまった。

 

ゆっくりと明るくなる時間、夜が朝へと動くひととき。チャンスは10分。今季はハンノキのおかげでラストチャンスが10分ある。冬の寒さ、餌になるハンノキの雄花、そして行動パターンを予測して、暗さという難しさもプラスして、わずか10分というチャンス。そして気温マイナス16度の世界。キンとしたいい空気だった。

 

エゾモモンガの観察、撮影ガイドは4月いっぱい行っています。

詳しくは、info@lodgeluckyfield.com  までお問い合わせください。

雪道が心配なかたでも、空港や駅まで送迎することも可能です。