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どんどん秋

オレンジ色の満月がドヨンと上がってくると、秋の夜長、虫の音も弱々しく。灯りに集まる虫たちの季節が懐かしく思います。2年ぶり期待したミズナラの隣人をガイドの隙をみて会いにいったら、あれ?いない。秋が遅いのか、今年はお休みなのか?スカッと振られてしまいました。その代わりに、新たな秋の仲間も増えて、これもまた秋。楽しみな季節がやってきました

 

9月の釣りは、夏から秋へとの変化の季節。ビギナーの釣りから、エキスパートの釣りまで、どんどん深くなる季節。毎年のようにきてくれるゲスト様は、酸いも甘いもご存知で、やっぱり酸っぱい方が好みなのか?赤も黄色も見事な紅葉のなかにどっぷりと浸かっているようだった。

 

なかなか時が進まないので、やることがない私は目の前の木にとまった鷲やどんぐりを追いかけるカケス、川岸の虫を食べにくるカワガラスたちの写真を撮る。時間が動いたのは、流れと虫が味方についた瞬間だった。

 

ロッジの庭もどんどん秋です。朝の金魚ものっそりと餌を与える楽しみが減って。色づいたカツラの甘い香りに包まれる時間が贅沢なひと時です。今年は謎のウイルスで世の中が変わってきましたが、自然の進みは、まったく同じ。人間の経済活動に制裁を加えるべく発生したコロナウイルス。自然というのは、元に戻ろうとする力の方が強いのか、そしてウイルスと折り合いをつけてバランスを保ち繁栄を繰り返してきた自然も自然。GoToで動けと言いながら、コロナは広げるなという難しい世の中、いろいろな情勢と立場のなか、臨機応変にロッジラッキーフィールド も対応しながら、自然相手をしていきたいと思います。

 

未来の川、明日の釣りのため、今年もささやかですが放流を行います。いつもブログをご覧になってくれるみなさま。なんどもすみません。放流募金へのご協力も、どうぞよろしくお願いいたします。詳しくは、こちら