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bamboo rod

三月になり気温も上がり、光が強くなり、どんどん春です。新潟のバンブーロッドビルダーEver rod のE

原さんが遊びに来てくれました。そのちょっと前に十勝のバンブーロッドビルダーのH本さんから素敵な本をいただきました。

昨年、ふらい人書房さんから出版されたMostly Bamboo という本。写真が美しく、たくさんのビルダーさんが紹介されじっくりと読み応えのある本でした。

ちょうど、春もはじまり、流れにはユスリカが飛び始め、雪解け前の川はまだスノーシューを履いて、雪を漕ぐように川にたどりついて、流れの音や川の匂いは、ワクワクします。

雪を漕いで、川に着く頃には汗ばむほど、流れに揺れる2匹のマスを見つけ、気温が上がるのを待っていると、11時頃からライズが始まり、4、5匹のマスがミッジにライズを始めました。

このライズが、早春の始まったばかりの無垢なライズで楽勝かと思うと、これがまた厄介なライズでなかなか食いません。ライズは止まず、ボコン、ボコンと3、4匹のマスがライズを繰り返すのですが、シーズン初めからいきなり、ティペット6エックスまで下げて、フライローテションで困惑。それでも、ライズを壊さず、慎重に繊細なアプローチで、フライを食わせたのは、お昼を食べた後の1時頃でした。時間は掛かったものの、しっかり仕留める。自分で竿を作って、釣れたら気持ちいいでしょうね。

2日間をドライフライの繊細な釣り、3日目はでっかいニジマスで竹のテストをしてみようと、ニンフでニジマスを狙いました。十勝鱒竿のH本さんも同行してくれマル秘ポイントに案内してくれました。二人の釣りを後ろから見させていただき、ニンフの釣りの勉強になりました。ニンフを二つつけて、インジケータをつけての投げにくいシステムですが、6番ラインを乗せたEver Rodはそれでもぜんぜん振りやすく、軽快な釣りができ、ちょっとゴッドハンドが入りましたが、夕暮れ近くにでっかいニジマスが竿を根元から曲げていました。

ロングティペットの繊細な釣りから、ニンフィングでの特大ニジマスまで、バンブーロッドの面白さ、3月早春のスローな季節ですが楽しむことができました。

 

荏原さんのEverRod ですが、今回、札幌のフライショップ 、ドリーバーデンさんに3本納品されておりました。札幌にお住まいの方は是非お手にとって見ていただけたらと思います。5角という特徴的なバンブーロッドで、その軽さ、軽快さはバンブーロッドの「重い、振り疲れる」というイメージを100%覆す素晴らしいロッドだと思います。ドリーバーデンさんのお店の雰囲気も場所も素敵ですね!

 

荏原さんもブログものぞいてみてくださいませ。http://ever-rod.jugem.jp