24/3/31 最後のモモンガ
朝4時半に自然に目が覚めた 外は薄明るくなり 曇り空 もう一度寝ようと思ったけど 寝れない。
まばらに雪が残る林を歩く 雪がとけて出てきた地面 積み重なった落ち葉の柔らかさ土の感触は乾いた雪の感触とは違って生命感や歩いている感覚がある 懐かしいこの感覚が呼び覚まされる感じ
冬の間モモンガが11匹まで集まっていたハンノキの食事場所は静まり返って生命感がない 早い時間からカラスの鳴き声が聞こえるし 厳冬期の食欲は今はないのだろう
湿った大粒の雪が服を濡らす 帰ろうと思うと巣穴の近くのハルニレの枝先で丸くなってるモモンガがいた なんとなく小さく見えた 逆光で真っ黒のモモンガだったけど 枝先のつぶつぶしたハルニレの蕾を丁寧に食べている様子をシミジミと撮った。動画を撮っている隙に すっと体を広げて滑空 そのまま見失ってしまった
モモンガと目も合わせることなく終わってしまった夜明けの森だったけど それで良かったと思った。
明日から4月 最後の冬にお別れできたようだし そろそろお借りしていたカメラもレンズも一旦お返しして 気持ちも釣りへと集中する
ありがたく 温かい冬に感謝しかない
冬も終えて これから時間を見て冬撮った野生動物や自然の世界 カメラの蓋を開けて写真の整理をしていかなければ ブログやインスタでも冬の様子をご紹介していきたいと思っています お楽しみに!