バードウォッチングガイド はエゾフクロウ、シマエナガ、オオワシ、オジロワシなど、運が良ければクマゲラやシマフクロウ、コアカゲラなど、北海道を代表する野鳥の生息域へ、専門知識と北海道認定の資格持ったガイドがお客様のご希望に合わせたプライベートプランをご提案、ご案内いたします。まずはメールでご相談ください。鳥ブログも随時更新中です。
十勝川に「ワシのなる木」がある。
この奇跡的な現象が見られるのは12月のみ。
カムチャッカ方面から渡ってきたワシたちが、 十勝川を遡上してきたサケを求めて見晴らしの良い一本の木に集結するのである。
河原に下りて、産卵を終えたサケの死骸を奪い合うワシたちの姿も車からまじかで見ることができる。
サケを求めて集まり始めるのは本格的にワシが渡ってくる12月の上旬から年末までの短い期間に限られる。その後エサがなくなるとワシたちは山奥へと鹿の死骸を求めて分散してしまう。そうするとワシのなる木に止まるワシたちの姿は少なくなる。
双眼鏡片手にのんびり観察するのもよし、カメラで一瞬をとらえるのもよし。この季節だけの美しい世界に出かけましょう。
12月はオオワシ、オジロワシ以外にもエゾフクロウやエゾモモンガを見ることができる。1日ガイドツアーの料金はこちら。
■森でバードウォッチング 春〜夏
森の鳥と言えばキツツキの仲間、フクロウ仲間、ヒタキの仲間、ウグイスの仲間などがいる。アカエゾマツやトドマツの針葉樹の森、カシワやヤチダモ、ハルニレなどの広葉樹の森など、バラエティ豊かな鳥たちがいる。
■草原でバードウォッチング 春〜夏
十勝川下流域に広がる湿原や原生花園にはさまざまな鳥を見ることができる。ノゴマやノビタキが多く、運がいいとオジロワシやタンチョウ、シマアオジが現れる。ハマナスなどの野草も見ることができる。
■オジロワシ、オオワシの季節
11月下旬〜4月中旬
十勝川下流域や太平洋沿岸はサケが遡上にあわせてオジロワシとオオワシを観察することができる。オオワシは11月下旬寒波とともに渡ってくる。
■十勝川ワシクルーズ 12〜1月
十勝川に遡上するサケを求めて集まるオオワシやオジロワシをにボートから観察する。頭の上をワシが飛び、カワアイサやホオジロガモの群れやハヤブサが見れることも。ゆったりと水面から見る景色も気持ち良い。
■クマゲラ観察と撮影ガイド
鹿追町や上士幌町にかかる大雪山国立公園まではロッジから車で1時間。クマゲラはトドマツやエゾマツの原生林に住む、日本天然記念物の大型のキツツキ。冬はスキーを履いて、夏は薮をかき分け見に行きます。
■オオジシギのディスプレイフライト
5月〜6月
オーストラリアから渡ってくるオオジシギは、雌の気を引くために激しい音をだして、何度も滑空する。オオジシギのディスプレイフライトは何度みても面白い。
■春と秋は珍しい鳥をみるチャンス
十勝川下流域では、マガン、ヒシクイ、オオワシ、オジロワシ、タンチョウの日本天然記念物の野鳥たちが、一カ所に集合する。見れるチャンスは年に2回。渡りの季節にあわせて旅をしよう。
■キビタキやオオルリが鳴く 5〜6月
新緑の頃、森はたくさんの夏鳥たちがこのときぞとばかりに個性豊かにさえずる。日本3鳴鳥の一つオオルリ、そして豊かな森でひっそりと鳴くキビタキの声は幸せな気持ちにしてくれる。
■地球で遊ぶワタリガラス 1月〜3月
ワタリガラス(レイブン)は、北海道には冬鳥とし渡ってくる。局所的に北風が吹き上げる特殊な地形は、風で遊び、不思議な声で鳴きワタリカラスたちを集める。
■風のない静かな夜 3月〜7月
闇は人間を面白いほどの臆病にする。視覚にどれだけ頼っていかに気づき、かすかな音に敏感になる。満月の夜の明るさや新月の闇。北海道の夜は美しい。フクロウ類やオオジシギ、トラツグミなどの夜鳴く鳥の声を聴こう。
■タンチョウの子育て奮闘期 7月〜9月
春先は子育てで湿原に隠れていたタンチョウたちは草丈が高くなる7月頃になるとヒナを連れて姿を見せるようになる。子供にえさ取りを教えるタンチョウの親。ハマナスが咲く海岸の原生花園で出会った。
■子育て疲れのオジロワシ 7月〜9月
十勝でもオジロワシの繁殖地が、何カ所かある。ヒナが巣立つと7月頃からオジロワシが観察できるようになる。普段は冬に見る鳥だけど、ちょっと子育て疲れのオジロワシも。
■トイトッキ沼原生花園 6月〜10月
十勝川が作った三日月沼にはたくさん野鳥が集まる。低木のブッシュと草原はどこまでも続くフィールドはまさにバードウォッチングのパラダイス。足もとに散りばめられる様々な野草もまた楽しい。
■オオハクチョウとたくさんのカモ達
1〜3月帯広周辺尾湧き水の川には、冬になるとたくさんの水鳥が集まる。オオハクチョウ、キンクロハジロ、ミコアイサ、カワアイサ、ヒドリガモ、ヨシガモ、バン、カイツブリなど10種ほど観察できる。
■鹿の死骸に群がるミヤマカケス1-2月
ハンターが奥地に残したエゾシカの死骸を5日後に見に行った。死骸は骨と皮だけになってた。皮についた脂身をミヤマカケスが6羽群がっていた。ミヤマカケスの不思議な行動を観察した。
■3月のバードウォッチング
3月は1年でも楽しい季節。南に行けばマガン、ヒシクイの群が見れ、針葉樹の森ではキツツキたちのドラミングが始まる。ワシは雪から現れる鹿の死骸に群がり、湿原にはタンチョウが見れる。にぎやかな季節だ。
■アオサギの子育て奮闘 4月上旬
雪がとけると南からアオサギたちが帰ってくる。十勝には何カ所かにアオサギのコロニーがあり、木の上にたくさんの巣がある。コロニー周辺はたくさんのアオサギが子育てに忙しい。落ちてくる糞に注意して観察しよう。
■エゾフクロウ観察撮影ガイド
冬の楽しみはエゾフクロウ。これほどまでに人々に親しまれる鳥は他にいないだろう。やっぱりまん丸の体に、幸せそうな顔つきは人々を幸せにする。夜の鳴き声を聞くのもまたいいものですよ。
■十勝で見れる冬の小鳥たち 1月〜3月
十勝川下流域は様々な冬鳥たちが渡ってくる。ベニマシコ、ハギマシコ、ベニヒワ、マヒワなどシラカバやカラマツの種をついばむ姿をあちこちで見かける。そんな小鳥の群れにハイタカが襲いかかることもある。
■十勝のエゾフクロウ
農業王国十勝の場合、平野部の森は切り開かれ、フクロウが住める森は限られている。お寺や神社の大木、傾斜地に残された林。繁殖に利用できる大木が少ないのが一番の原因。いっしょに巣箱作りをしませんか?
■十勝のワシのなる木 12月〜1月
十勝のワシのなる木は12月中旬から1月中旬。十勝川に遡上するサケの死骸に群がるので河畔林のドロノキにワシがなる。ワシクルーズとセットで十勝のワシのなる木をみにいきませんか?