2019年はシーズン初期は雪のない年越しになりました。1月まで雪のなさに、鹿たちは山から降りてきてくれず、なかなか難しいシーズンでした。それでも尾根まで歩いていく私に鹿たち驚いた表情で、体力、気力を試されるシーズンでした。「鹿のように歩く」という極意と「しっかりと依託してして撃つ」ことの大事さを感じたシーズンでした。2月になると、陽も高くなり、光が変わりました。いよいよ冬も終わりです。のんびり残りのシーズンを楽しみます。もしお時間、機会があれば一緒に山を歩きませんか?

Hunting

 冬はプライベートでハンティングをしています。雪がたっぷり積もった山に1人。裏にアザラシの毛皮を張ったスキーを履いて。鹿を探して入っていきます。雪を積もらせた森は音を吸収するようで、風のない森の静寂、木々を走り小鳥たちの足音さえも大きく聞こえる。汗をかかない程度にゆっくり、音をたてないように鹿のように歩く。厳しい北海道の冬を生きる動物たちとの出会い。自然の恵、命をいただくことも、北海道の自然に感謝。獲った鹿は美味しい肉としていただき、毛はフライのマテリアルとして釣りに利用しています。ディアヘアの販売について、くわしくはこちら